生命保険会社の経営基盤を判断する指標

無料保険相談などを利用して一生懸命保険の勉強をし、ようやく、自分に合った生命保険を選んだとしても、肝心の保険会社が倒産してしまっては、保障が受けられないどころか、掛け金すら無駄金になってしまいかねません。
こうしたことがないよう、しっかりとした経営基盤を持った生命保険会社と安心して契約したいものですよね。

生命保険会社を選ぶための指標となる数値は二つあります。すなわち、格付けとソルベンシーマージンです。
この二つで、保険会社がどのくらい経営基盤が安定しているか、判断の指標とすることができますので、保険会社を選ぶにあたっての指標となります。
■ソルベンシーマージン
ソルベンシーマージンとは、ソルベンシー(Solvency) = 負債等に対する支払い能力マージン(Margin)= (時間・経費等の)余裕・余地となります。
ソルベンシーマージン比率は、保険業界では広く知られている 保険会社の財務健全性を示す指標で、通常の予測を超えて発生するリスクに対応する支払い能力をどのくらい有しているかというものです。。
例えば、大災害や株の大暴落などといった通常の予測を超えて発生するリスクに対応できるだけの余裕、つまり「支払余力」があるかどうかを判断するための指標なのです。
ソルベンシーマージン比率は、数字が大きいほど支払余力も大きいと判断されます。行政監督上は、200%を下回ると 監督当局によって、早期に経営の健全性の回復を図るための措置がとられます。
■格付け
格付けとは、スタンダード&プアーズやムーディーズ等の格付け会社による専門的な調査に基づいて発表されたもので、各保険会社の財務力を分かりやすく指標として示したもので、会社の負った債務(保険契約も債務の一種)の返済力という視点からみた指標となっています。
これは、財務面からみた成績表といったもので、AAとかBといったスコアで表現されています。
格付けデータは、経営の健全性を示すひとつの重要な指標ですが、この比率だけで経営の健全性のすべてを判断するには十分ではありません。
やはり、ソルベンシーマージン比率・企業規模・成長性等、ほかの財務指標とあわせて総合的に判断することが重要なのです。

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